2010年6月24日木曜日

「龍馬伝」 ~ただいま京都を巡回中~

今年の大河ドラマ『龍馬伝』
毎週欠かさず見ていらっしゃる方も多いと思います。
先週はついに神戸海軍操練所が閉鎖されてしまいました…。
これからどうする? 龍馬さん!!

ドラマでは、生涯の伴侶となるお龍さん、
そして亡くなったお母さんに瓜二つの、寺田屋のお登勢さんも登場して、
さらに盛り上がりを見せていますが、展覧会も負けてはいませんよ。

ただいま巡回中の京都文化博物館では、
東京会場におとらず、たくさんの方が来場されて
音声ガイドも借りていただいております。
3日間限定で公開される「坂本龍馬 湿板写真」が話題ですが、
京都だけの出展となる「坂本龍馬着用 紋服」も見どころです。
(どちらもガイドの解説がありますよ!)

そして、忘れちゃいけません。
音声ガイドの目玉は、ナレーター。
ドラマで岩崎弥太郎を演じ、語りも担当されている
香川照之さんです。

役さながらの土佐弁ガイドは必聴!!
【弥太郎が語る】の2ガイドのみですが、
ドラマの世界に一気に引きこんでくれます。

収録では「標準語を忘れそうだ…」とこぼされていましたが、
土佐弁で語られた瞬間、背筋がぞっとして、
まるでドラマの中にいるような気分になりました。
土佐弁でアドリブができるのは香川さんだけなんですって!

ガイドでは“あの”登場曲も、もちろん流れます(笑)
どこで聴けるかは、ぜひ会場で。

京都近郊のみなさん、
7/19(日)までと期間が短いので、くれぐれもお聴き逃しのないよう…。

2010年6月16日水曜日

「大遣唐使展」奈良の都…遥か1300年の時空を越えて

「大遣唐使展」 奈良の都…遥か1300年の時空を越えて

平城遷都1300年を記念する話題の展覧会「大遣唐使展」(奈良国立博物館)、
いよいよ6/20(日)まで、残りわずかとなりました。

音声ガイドの聴きどころは何と言ってもナレーションの高橋克典さん!
男らしく、落ち着いた声が人気です。

高橋さんといえば、4月に放送されたNHK古代史ドラマスペシャル「大仏開眼」で藤原仲麻呂を演じられていました。

http://www.nhk.or.jp/osaka/daibutsukaigen/index.html

光と影が織りなす奈良時代の雰囲気をよくご存じの高橋さんは、
まさにこの展覧会にぴったり!と自画自賛しています。

実際の収録では、様々な読み方を披露してくださり、まさに俳優魂をみた!感じです。
休憩時間には気さくに話しかけてくださり、「奈良に絶対見にいきますよ!」と言ってくださいました。
現地スタッフによれば、実際、会場に足を運んでくださったようです。

そんな高橋さんが当時の遣唐使になりきり演じているのが、番外編の「ある留学生のつぶやき」です。とはいえ、もちろんツイッターしてるわけではないですが、 とにかく、つぶやいているんです。
大国・唐への航海を目前にした留学生が、希望やら不安やらを打ち明けているんですよ。

命がけで海を渡った遣唐使の行動や心のうち、ぜひ音声ガイドで体験してください!

2010年6月9日水曜日

ルーシー・リー住まい探訪

みなさん、20世紀を代表する陶芸家の大回顧展、
話題のルーシー・リー展はもうチェック済みですか?

ルーシー・リーの面影を求めて、ロンドンに行ってきました!
日本を発つ前に、GoogleEarthでバーチャル探訪し、地図を片手に現地へ・・・

迷い込んだのは、ハイドパークのすぐ北側に広がる、閑静な高級住宅街。
お、アルビオンミューズ発見!













                                         
                              
おとぎの国のようなレンガづくりの路地を曲がると、
お花を摘んだ馬車があらわれて・・・










その先に、ついに見つけました。











かつてルーシーのアトリエ兼工房だったことを刻む、青いプレート。

ル―シー・リーは、制作の合間に、
ハイド・パークを散歩したり、
オックスフォード・ストリートでお買い物したりしたのでしょうか・・・


★ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアムにルーシー・リーの工房の室内が再現されています。
http://www.vam.ac.uk/collections/ceramics/Videos:%20Ceramics/points_of_view/pots/rie/






                                                    
                                             
                                             
                                            
★ルーシー・リーが10年間ほど教鞭を執った美術学校。
日本人留学生も多数学んでいます。
http://www.camberwell.arts.ac.uk/